あるところに二人組みの中年の男たちがいました。

彼らの名はジュリアスとピエール。

数年ほど前から放浪の旅を続けている者たちです。

 

彼らはもともと大きな盗賊団の一員だったのですが、ふとしたことで頭を失い

今ではただの放浪者。

しかし彼らは顔に似合わない隠れた優しさを持っていた。

それは…

  

クレイシヴ「私と共に来るのだクレスティーユよ…」

ルナン「私はルナンよ!クレスティーユなんかじゃないわ!」

ルナン(そういえばあの時…)

 

ルナン「ジュリ…、ピエ…、変な名前」

サヴィアー「ルナンさん、名前が変ではなくて、この人達の顔が変なんです!」

ジュリアス「おめえらも親からもらった名前を大切にしろよ!」

 

 

 

---あとがき---

超短編、というかクレスそのものです

 

実はこのジュリアスの「おめえらも親からもらった名前を大切にしろよ!」という発言は

ルナンの「私はルナンよ!」に対する重大な伏線なのではないかと私の部活の死牙先輩と

話していたわけでありますが、

その死牙先輩が言うには「前にSHOUさん本人にここが重大な伏線ですね?」と聞いて

「違います」といわれたいきさつがあるようです。

しかし伏線は個人の想像を膨らませて「こことここが密接な関係にあるのではないか」

という重大な発見があると思います。

というわけで私個人の見解としてここにはジュリアス&ピエールの

隠れた思いやりに気づけるかと思います。

…、まあこの名脇役コンビ二人組みをいくらひっぱっても何もでないんですけどね。

想像する点では一番想像しやすい名脇役ではないかと思いますよ、ほんと。

 

私はなんとなくメインキャラが色々なファンサイトで描かれているのでクレスの脇役のすばらしさも

ぜひ理解できたらいいなあと思っています。

これからもメインのキャラ(特にディザ・ナック兄妹)も書きつつ脇役達のその後について書いていきます。

 

内容薄い分(というかミニ本1ページ分しかない…)あとがきに力を入れてしまいました…。