木下さんの二作目の 「フェイレンワールドアナザー」。
今回の物語は猫耳僧侶リッシア・フェルナンデスの過去についての話です。
いままでのフェイレンシリーズとは毛色の違うストーリーです。
<戦闘>
基本は魔法、通常攻撃の威力は皆無という、PPをちゃんと管理してないと敵を倒せなく
なってしまうシステムです。
新たな魔法は覚えず、既存の魔法のみで最後まで戦っていきます。
ちなみにリッシアはプリーストでしたが、このときはガーディアンなので回復系魔法は使えません。
(FW1でリッシアはバーストリエンスが使える技量なのでガーディアンは
攻撃系魔法をメインで使っていたのでしょう)
<システム>
ポイントはリッシアを育てるのに「使い」と呼ばれているドラゴンに必要金額を払うことによって
HPとPPを増加させてくれるシステムです。
しかしこのシステムがなかなかに大変で、まず金銭を貯めるのに敵を倒さなくてはならないが
倒すのには魔法しか役に立たずちゃんとマナポーションを買っておかないといけない上、回復も
回復剤を買わなくてはならず、金がものを言うといった感じのゲームになってます。
<シナリオ>
フェイレンワールドアナザーはその名のとおりフェイレンワールドシリーズの別の話であり
ここではリッシアのガーディアンとして「ディグル村」を守っていたときの話です。
1をプレイした人なら分かるが、デグレザレスは古の魔法を狙ってこの村にやってきて
古の魔法を奪い、リッシアに体が成長しなくなる呪いをかけたのです。
このデグレザレスから村の人たちを守るために戦うリッシアが見所です。
このゲーム内容は全体的に今までのフェイレンワールドシリーズからギャグ色を抜いた
感じのシリアスストーリといったかんじの仕上がりになっていて、暗い感じになり
泣ける要素が十分に盛り込まれている気がします。
なのでフェイレンワールドはギャグなくては成り立たないという人や暗い話は苦手だという人は
プレイしないのが無難と言ったところでしょう。
私は問題なくプレイできましたが途中のイベント戦闘対策のため頑張ってリッシア育ててたので
話のストーリーが一瞬わからなくなってしまったのです…。
フェイレンシリーズ共通しての見所はストーリーのイベントでしょう。
自作の顔グラフィックも見逃せません!
魔力の強さを見込まれガーディアンとなったリッシアだがこのときは心を持っていなかった…。 |
村を守るのは当たり前のことだという事実に少しづつ疑問を持ち始める。 |
魔術の強さを求める求道者、デグレザレス。 古の魔法を手に入れるため登場する。 |
ドラゴンの容姿をした「使い」と名乗るもの。 のちにこのドラゴンが何者なのかが分かる。 |
HPやPPを上げるのにお金を使って能力を上げるシステムが搭載された。 |
通常攻撃の威力はなきに等しいがそのぶん魔法の威力には磨きがかかっている。 |