木下さんの二作目の 「フェイレンワールド２リファイン」。

今回の物語はフェイレンワールド１で主人公の妹リアが同じくFW１で仲間だった

僧侶リッシアと一緒に旅に出る所から始まります。

＜戦闘＞

　今作もイベント戦闘で敵を倒すと特殊技能を手に入れることができるシステムが健在です！

今回はステータス異常の方が数多く用意され、なかなか苦戦するかもしれませんが、

面白いステータス異常や名ばかりで直接戦闘に関係しないものもあるので違った楽しみも出てきます。

　また、エンカウント率の設定が可能になったので、Lv上げをしたり、最小限の戦闘でボスに挑むときに

とても便利な機能です。

しかし、エンカウント率を変えないで進めていくとバランスがとてもよく出来ているので、必要なときにのみ

利用するのがベストでしょう。

＜システム＞

　今作のポイントでは仲間になるキャラクターが５人を超えてしまうことより採用されたと思われる、

キャラクター入れ替え機能がついています。

このキャラクター入れ替えを行う機能が搭載されているRPGツクール製ゲームというのは、

私は数えるほどしか目撃していませんので貴重なシステムでしょう。

　途中一話分かけてこなさなければならないイベントがあるのですが、このシステムは

僕は一番のお気に入りです。自分の目で見て確かめてチャレンジしていきましょう。

またキャラクターのプロフィールを表示する機能も持っていてこれを見ることでも

違った楽しみが得られます。

自分にあった楽しみ方でこのゲームを制覇しましょう。

＜シナリオ＞

フェイレン１，２共に感動で涙できるシーンがあるのは一つの要素ですね。

見所として仲間達が一つの目標に向かって団結するシーンがいくつか存在するのですが

このような信頼関係の結びが明確としているゲームは多くは無いかもしれません。

主人公リアとその良きパートナーであるリッシア、そして二人を取り巻く人間関係のやり取りの

上手な引き出し方は私も見習うべきところだなあと思います。

ファンタジーという世界観を上手く利用してストーリーを進めてあり、ファンタジーとは非現実の

世界であるということを明示し、かつこんな世界があったらなぁとユーザーに思わせることが

ファンタジーに関連する作品の重大要素ですが、プレイした限りでは私もずいぶんと

この独特の世界観に引き込まれてしまいました。

フェイレンシリーズ共通しての見所はストーリーのイベントでしょう。

自作の顔グラフィックも見逃せません！